【人気の留学先】トロント生活のメリット・デメリット
こんにちは、すえやんです。
今回はトロント生活のメリット・デメリットと言うテーマで書いて行きます。
トロント生活の略歴
始めに私のトロントでの略歴を簡単に紹介させて頂きますと、私は2015年8月~2016年8月の1年間をカナダのトロントでワーキングホリデービザを使い、滞在していました。
滞在期間中、始めの2ヶ月は語学学校に通い、その後はオーガニックフードストアで接客の仕事したり、アートギャラリーや語学学校でインターンシップをしていました。
あとは合間でモントリオールやニューヨークに旅行行ったり、ランゲージエクスチェンジやボランティアを不定期で行い、ビザ期限ギリギリの丸一年滞在していました。
トロントを選んだ理由
私がトロントをワーホリの滞在先に選んだ理由は主に5つです。
①大都市だから…大都会への憧れ
②寒そうだから…九州と真逆の環境への憧れ
③国際色が豊かそうだから…様々な人や文化の混じりあった社会への憧れ
④ニューヨークに近いから…世界のニューヨークへの憧れ
⑤メジャーの試合が見れるから…夢のメジャーリーグ観戦への憧れ
こんなざっくりとした理由で行き先を決めました。
帰国後は留学や語学教育関連の仕事に就きたいと考えてはいましたが、この国のこの都市に滞在しなきゃいけない!という縛りが無かったので、割と自由にしたい事や求めている環境を書き出していったら必然的にここに決まりました。
ワーホリ決意に至るまでの経緯は過去記事で書いています。
トロント生活のメリット
ここから本題に移りまして、まずは実際に生活して感じたトロント生活のメリット、デメリットについて書いて行きます。
マルチカルチャーな都市
トロントは移民が多いカナダの中でも最も様々な人種が集まる都市であり、別名人種の坩堝、人種のモザイクとも呼ばれたりしています。
そのため、様々な人達が共存をして生活をすることが当たり前の社会であり、留学やワーホリにもとても適している町と言えます。
また、チャイナタウン(中国)やコリアンタウン(韓国)、リトルイタリー(イタリア)など各国の文化が集中しているエリアもあり、カナダにいながら様々な文化に触れ合える場がたくさんあります。
公共交通機関が便利
トロントの街の作りは京都の碁盤の目の様な形を象っており、各通りには必ずTTC(地下鉄、バス、路面電車)と呼ばれる唯一の公共交通機関が運行しています。
そのため、どこに行くにしても最寄の場所までいずれかの公共交通機関で行く事が可能になり、トロント市民にとって大きな生活の足を担っています。
また、運行状況も10分に1本くらいのペースで来るので、時間帯を気にする事もさほどありませんでした。
日本食に困らない
海外生活をしていると必ず恋しくなるのが日本食。
しかしご安心を。トロントでは現在日本食が大ブームとなっており、メインストリート沿いを中心にラーメン屋やすし屋など数多くの日本食店が軒を連ねております。
価格は日本で食べるよりも上がりますが、特に長期滞在中に恋しくなった時は定期的に外食するのも良いと思います。
また、自宅で日本食を作りたい方は、全てのスーパーではありませんが、中国系や韓国系などのアジア系のスーパーに行くと日本の輸入食品を取り扱っている所もあるので、そこで調達をすることが出来ます。
仕事が見つかりやすい
トロントは経済の中心の都市でもあるので、比較的に職種を選ばなければ仕事は見つかりやすいです。
先ほどの話にも出て来ました通り、日本食店が多いため、英語力に不安がある方でも第一ステップとして働く事のハードルは低くなります。
また、ローカル環境で働きたい方であれば、カフェやローカルのレストランでもよく募集の紙を掲示しているので条件が合えば十分働くことが出来ます。
旅行がしやすい
トロントはカナダ東部のオンタリオ州に属しており、アメリカとの国境にも近いのが特徴です。
人気の旅行先はモントリオール、ケベックシティ、ニューヨークなどがありますが、少し足を伸ばせばイエローナイフやバンフ、キューバなど全く違った文化や雰囲気を楽しめることが出来ます。
トロント生活のデメリット
寒くて長い冬
トロントの冬は長く、10月~3月頃くらいまでは厳しい寒さが続きます。
特に真冬は気温が氷点下にいくことは当たり前で、寒い時には-20℃を超える日も珍しくありません。
肌感覚としては、-10℃を超えると寒さより痛さが強くなります…
日本からの物ではなく、現地でのダウンジャケットの購入が絶対です!
チップ制度
カナダの物価は日本よりも少し高く、消費税率も13%と高めですが、それと別に発生するのがチップ文化。
レストランやバー、美容室などでの支払いの際、別途で10%~15%程をチップとして支払うことになります。(明確なパーセンテージの決まりは無いので、お客さん判断となります)
しかし逆に言えば、この手のお仕事をされる方にとっては基本給と別にチップの配分もありますので、一長一短です。
日本では馴染みの無い文化ですが、郷に入れば郷に従えと言う言葉がある通り、1つの文化の違いとして受け入れましょう!
日本人留学生の比率が高め
海外にせっかく留学したけど、意外と日本人が多い…
滞在中によく聞いた言葉です。
トロントはバンクーバーに次いでカナダで人気の留学先になりますので、自ずと在住の日本人の数も多くなります。
特に語学学校での初心者クラスや日本食レストランで勤務していると、環境的に密集しやすくなる傾向にあります。
私個人的には必ずしも日本人と関わらない事が留学の成功とは思いませんが、より英語力を高めて目標を達成しようと考えている方や自分のやりたい事が明確な方は常に自分にとって価値ある環境を模索して行くことが求められると思います。
いろいろな英語が話されている
カナダと聞いて英語が第一言語だし、私たちがイメージするネイティブのきれいな英語が一般的と考える方が多いかと思います。
しかしトロントは先ほどの話でも出てきた通り、様々な人種の人達が共存する都市になるため、個々のバックグラウンドの違いによって使われる英語のタイプも様々です。
ですので、完璧なイメージ通りの英語環境を追い求めると失敗するかもしれません。
この状況をマイナスに捉えるかどうかは受け取り方によって違いますが、様々な英語が使われる環境の方が今後の国際社会を考えた時にはより現実的だと個人的には思います。
まとめ
今回はトロント生活のメリット・デメリットと言う内容で書いていきましたが、この記事で伝えたかった事は良くも悪くもトロントを楽しんで欲しいという部分です。
もちろん国が違えば気候も言語も制度もいろいろな事が違ってきます。
しかし、そういった違いをマイナスに捕らえず、新しい事を貪欲に受け入れてプラスに変えていくことで、トロントでの生活の価値は何倍にも変わります。
せっかく大きな人生のライフイベントとして臨む海外生活、何事も楽しんでみましょう!