【アウトプットの場を増やそう】ランゲージエクスチェンジの勧め
こんにちは、すえやんです。
今回はランゲージエクスチェンジの勧めと言うテーマで書いて行きます。
ランゲージエクスチェンジとは?
ランゲージエクスチェンジとはその名の通り、「ランゲージ=言語」を、「エクスチェンジ=交換」するという意味です。
具体的には、私たちであれば外国人の日本語学習者に日本語を教えて、代わりにその人の国の言語を教えてもらう言語交換になります。
特に「英語を話してみたいけど勉強方法がわからない」「勉強はしてるけど実際に話す場所がない」と思っている方にとっては気軽に出来る勉強法の1つだと言えます。
また形態も様々で、カフェなどで直接会って実施をする事もあれば、チャットやメールなどアプリやサイトを使っても行えるので、時間に縛られずにお互いにとって無理なく継続出来るのが特徴です。
具体的にはどんな事をするのか
基本的にはフリートーキングになります。
ですが、それだけだとルールも無く毎回同じような事の繰り返しになりますので、もう少し掘り下げた例を紹介します。
テーマを決めて話す
話す内容をより深く理解するためには、事前にテーマを決めて話すのが効果的です。
例えば日本や海外の文化や習慣、旅行や音楽などです。
言語の勉強になるのはもちろん、よりそのテーマについての知識や理解も深まるので、まずはお互いに興味関心のある共通のテーマを設定すると良いと思います。
それぞれの言語のみを使う時間の設定
時間を決めて、それぞれの言語のみを使った勉強方法は双方にとって大きな学びになります。
例えば1時間の中で、始めの30分を英語のみ、残りの30分を日本語のみを使った会話といった形です。
それにより、お互いにとってバランス良く会話時間が取れることはもちろん、どうにかして練習言語のみで気持ちを表現する実践的な練習の場となります。
テキストや自学習ノートがあれば持参
もし、すでに語学学校で使っているテキストや自学習用に使っているノートや参考書があれば、それを使って中身の理解を深めていくことも1つのやり方です。
私が今まで行った経験になると、テキストを持っているパートナーには授業の中で出た文法や単語の応用法を教えたり、逆に私は自分が書いている英日記の添削をお願いしたり、ネイティブがよく使う表現を聞いてそれをノートにまとめたりしていました。
せっかくお互いにとってネイティブスピーカーと話す貴重な機会になりますので、日頃の勉強している内容をブラッシュアップする事も今後に向けた促進となります。
ランゲージエクスチェンジのメリット
実践的な会話練習が出来る
普段の日常生活を送っていく中で、何かの言語を勉強していても、それを実践的に使う機会はどれくらいありますでしょうか?
仕事の業務上で使う機会があったり、語学スクールなどに定期的に通われている方は別ですが、ほとんどの方が語学の勉強がインプット終わってしまっている状況です。
そんな中で、日頃勉強している事を実践的に使ってみたり、分からない事を質問したり教えてもらうことで、より全体的な言語レベルの向上に繋がります。
外国人の友人が出来る
日本にいながら、または現地の留学先や仕事先にいながら外国人の友人を作ることが出来るのも大きなメリットです。
新しい言語を勉強する上で、もちろん仕事上必要であったりTOEICなどの検定試験に向けて勉強している方も多いかとは思いますが、その言語が使われている国を好きになって語学の勉強をスタートされた方も多いのではないでしょうか?
語学勉強のパートナーとしてだけでなく、お互いの国の文化の理解を深め、ランゲージエクスチェンジを通して1人の友人として長く関係を築くことが出来ます。
日本を俯瞰して考えることが出来る
パートナーの外国人にとっては、日本語や日本の文化は大きな興味の対象になります。
ですが、私たちは今までの日本の教育課程で一般的な事は学んだかもしれませんが、意外と日本の歴史的背景や日本語の成り立ちの意味など、日本の事を全般的によく分かっていない部分があります。
これは私の実体験や周りからよく聞く話を統合すると、日本人と外国人の大きな違いのように感じます。
逆に言えば、これを機会に改めて日本についての理解を見つめなおし、自信を持って母国について話すことが出来ます。
まとめ
先程の話でも出たように、普通に日常生活を過ごしているだけでは、中々外国人と知り合ったり、実践的に勉強している言語を使う機会は出てきません。
しかし裏を返せば、日本語を勉強している同じ現状の外国人がいることも意味しています。
是非、お互いにとって求めているものを補いながら、より国際間の関係を深めていってみてください。